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【花子とアン・7月25日】「子はカスガイ」 [あらすじ]


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 村岡家でハチ合わせした伝助と龍一、行くとこまでいっちゃいましたね。

ハチ合わせするってあったのか?ですけど、これはフィクション

ですから。

ハチ合わせしたら、こういうなりゆき...という感じか。


乱闘の最中に、割って入った英治のひと言で、ハッと我に返る伝助。

「もうすぐ子供が生まれる」

乱闘していなくても、彼はグァーン!とショックを

受けたんじゃないかな。

だって、蓮子との10年もの結婚生活でも、

子供が授からなかったんですから。


「出産祝い」として小切手をおいて立ち去る伝助でした。

ここでやっと、いつもの「石炭王」を取り戻したのでした。


 落語のお話しに「子はカスガイ」ってあります。

ここの「カスガイ」って木材どうしを接合するコの字形の金具

らしいです。

転じて、落語では夫婦の「接合役」という意味になっています。

もっとも、子供のいないご夫婦でも、「カスガイ」が必要ないくらい

仲のいいカップルも知っていますのであしからず。

ちなみに、「子はカスガイ」のあとに「孫はチョウツガイ」と

続くんですって。

漢字で書くと「鎹」。

あまり日常生活には縁のなさそうな字ですね。





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