【花子とアン・7月23日】初めて知るおにぎりのおいしさ [あらすじ]
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花子が差し入れたおにぎりを食べて
「こんなにおしいおにぎりははじめて」という蓮子。
身につまされます。
30歳半ばにしてして初めて知るおにぎりの味。
出奔以来、ろくなものを食べていなかったんじゃ
ないかしら。
老婆心ながら、これから龍一と所帯を持って主婦を
やるにしても、これまでのように使用人がなんでも
やってくれるなんてことは期待できなそうだし、
これから家事で苦労しそうですね。
管理人が子供のころ(昭和30年代)、子供はたいてい、
年齢に応じた「お手伝い」をさせられました。
学校へ行く前、または帰ってきてから、子供ながら
生活の一部を担当させられたものです。
よその子もそうだったので、そういうものだと思っていました。
後から考えると、これが「生活を知る」という面でとても
役立っていたように思います。
蓮子のように使用人はいませんから、大人も子供も助け合って
生活が成り立っていたと思います。
それが、大人になって都会で子育てをする昭和40年代になると
そういうのがなくなりました。
自分の家だけというわけにいかないんですね。
「生活」って頭の中だけのはなしではなく、実技が伴いますから。
蓮子も、これからやっと「自立」して、おいしいおにぎりの
作り方を学習するんでしょうね。
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