【花子とアン・6月26日】「ハイカラ」の語源は「ハイ・カラー」だったのね [雑談]
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ドラマを見ていて、ふと気がついたんですが、
女性は醍醐さんを除いてほぼ和服なのに、
男性の服装がバラエティに富んでいるなと思ったこと。
嘉納伝助さんのようにクラシックな和装派もいます。
村岡印刷の社長のようにスーツを着こなした紳士。
カフェードミンゴに来ている帝大性の、ワイシャツに
着物を重ね着したような不思議なファッション。
村岡英治と弟の郁弥のワイシャツの違いなんかも、興味深々です。
「ハイカラ」という言葉はもともとは、明治以降、日本人が
洋服を着るようになって、同時にワイシャツも入ってきた。
そのワイシャツの襟が「ハイ・カラー」だったんですね。
そういえば、なにかのドラマで、はかまを履いているのに
足元が編み上げブーツなんていうの見たことがあります。
「日本語俗語辞書」より
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ハイカラとは舶来品や西洋の格好を好む西洋かぶれした様やそのような人のことで、
キザや軽薄といった意を込めて使われた明治時代の流行語である。
ハイカラは英語の"high collar(高い襟)"を略した造語で、
もともとは高い襟をつけ、進歩主義・欧米主義を主張した若い政治家を指した。
また、保守主義者の『チョン髷(まげ)党』に対し、開国主義・欧米主義者の
『ハイカラ党』という言葉もあった。これが転じ、西洋かぶれした人全般を
ハイカラと呼ぶようになったが、西洋の服装や文化を取り入れることが
当たり前となるとともにハイカラという言葉も使われなくなった。
しかし昭和後期に入り、少女マンガ『はいからさんが通る』
で再びハイカラという言葉が脚光を浴びた。
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明治以降、着物文化から洋服文化が普及するまで、
今の視点から見ると、不思議な光景がありまね。
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