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【花子とアン・6月24日】恋心は天国にも地獄にもなるのよね [あらすじ]


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 雨の日の突然のキスといい、冷たいそぶりといい、

相手の態度で、花子の気分は乱気流に巻き込まれたように

急上昇、急降下のきりきりまい。

「村岡さんとなんかあったね」と、妹のかよのほうが

お姉さんに見える。

 人生のなかで、恋に悩む時期なんてそんなにないから

思いっきり乱気流に巻き込まれたらいいんじゃないかな。




 茜さす紫野ゆき標野ゆき野守は見ずや君が袖ふる


万葉集に出てくる額田王(ぬかだのおおきみ)の詠んだ

歌として、有名ですね。


 紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に吾(あれ)恋ひめやも

と、こんなふうに「袖ふる」お相手の大海人皇子に返されたら胸キュン!

このときすでに、額田王は天智天皇の奥さんだったんですから。

大海人皇子は額田王の前夫。

額田王がよっぽど魅力的だったんでしょうか。

天智天皇がチカラずくで横取りしたのかな?



でも、こんなトキメキの時間は、三角関係でも四画関係でも貴重かも。





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